採取困難な岩茸

岩茸「イワタケ」とは菌類と藻類との共生体をなす「地衣類」の一種でございます。その本体は菌類ですが、体の中に栄養分を作り出す藻類を取り込んでおり、その藻類に光合成をさせて栄養分を賄っています。岩茸は標高1500m~2000mの断崖絶壁に付いており、太陽の光と深い霧を源として生きています。このような厳しい環境を選ぶのは、成長する速度が非常に遅いため、一年で一ミリしか成長せず、10年で一センチくらいしか成長しません。手のひらサイズだと100年以上は経っているかと思われます。

和え物や天ぷら、酢の物がオススメです。ちょっと変わった料理は岩茸寿司です。一度、ダシで軽く煮てから、三杯酢で漬け込みます。ショウガとわさびをのせていただくとクセになる一品となります。

TOPへ戻る