ねっとり加賀蓮根

石川県では江戸時代の加賀藩第4代藩主前田綱紀の頃には既に薬用として栽培が始まっていたとされています。その後、現在の小坂地区で栽培されるようになり、明治時代には食用として「小坂れんこん」の名称で広まり、大正時代に現在の「加賀れんこん」と言われるようになりました。

加賀れんこんは一般的なレンコンに比べ、澱粉質が多く粘りが強いのが特徴です。蓮蒸しやレンコンもちなどの料理は加賀れんこんならではといっても良いでしょう。
また、全体にやや小ぶりではありますが、ずんぐりと太く、穴が小さい分肉厚なのも特徴です。
商品としては4節あるのが良いとされていますが、味的には先の方の二節が美味しいと言われています。

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